食事で腰痛を予防

看護師のための腰痛対策委員会

効果のある腰痛対策情報

1日5食が腰に良い

現代人は多くの人が腰痛を抱えています。特に長時間座ったままの事務職や中腰で作業をする看護師の方などは、経験があるのではないでしょうか?腰痛は腰回りの筋肉が弱ってしまうことが原因で、長時間同じ姿勢でいたり、重いものを無理に持ったり、無理な体勢をとったりすると発症することが多いのです。

1日5食が腰に良い

腰痛と食事の関係

これはあまり知られていませんが、腰痛になる原因は他にもあります。実は食べ物も腰痛に関係しています。人間の身体は、筋肉が順調に動くことで脊髄を守っています。この為には、適切な栄養が必要となるわけです。もし栄養のあるものを食べなかったら、筋肉は働かなくなり、弱って硬くなります。そうなると、すぐに疲労したり最悪の場合には怪我をする可能性もでてきます。腰痛なのでマッサージという選択も間違ってはいません。ですが普段食べているものを一度見直し、食べ物、食べ方で腰痛の原因とされる筋肉のケアをしてみませんか?

効果のある食べ物

筋肉のケアには、エネルギーをゆっくりと作り出してくれる複合炭水化物をとりましょう。複合炭水化物とは米、パン、そば、うどん、いも類などで、筋肉を作るための食べ物、パワーフードとも言われています。逆に、単一炭水化物であるチョコレート、ケーキ、和菓子などは避けたほうが良いでしょう。パワーフードを食べていると、筋肉が継続的にエネルギーを得ることができるので適切な運動をして脊髄を守ってくれます。これにより、腰痛を最小限に抑えることができるのです。

改善は1日5食から

朝起きた時、人の体に貯まったエネルギーというのは約95%がなくなっていて、筋肉を正しく機能させることができません。その為、1日の中で最も大切な食事は朝ごはんと言われています。朝ごはんを食べるだけで腰痛が改善することもありますので、朝ごはんを食べていない人はきちんと朝ごはんを食べることをお勧めします。また、小さい頃から3食を規則正しく食べることが体に良いと教わってきたと思います。ですが、少量を5~6回に分けて食べることで、筋肉を強くすることが出来ます。3食普通に食べるのではなく、自ら1回の量を調整することで腰痛の改善に役立ててください。食べ物、食べ方に気をつけながら、マッサージ、ストレッチと組み合わせることで効果は更に倍増します。長時間座りっぱなしの事務職の方、中腰での業務が多い看護師の方は、腰を軽く回してみるといったストレッチでもかなり違ってきます。マッサージだけではなく食事など色々な方面から腰痛を改善していきましょう。

看護師のための腰痛対策委員会

PICK UPまとめ

  • 日常生活でできる腰痛の予防対策
  • 癒しの効果で予防する
    ストレスにより腰痛を発症する人もいます。現代社会はストレス社会と言われるくらいストレスが蔓延していて、それが様々な不調の原因となっています。、もし、ストレスがなければ体が軽くなり、心も軽くなります。心が軽くなるとフットワークも軽くなるので外出する機会も増えてストレス解消へと好循環になるでしょう。アロマを焚く、リラックス空間で睡眠をしっかりとる、ストレッチやヨガで心身を健康に保つなど、癒し効果でストレスを解消し腰痛も予防しましょう。
  • 看護師さんのための腰痛情報
  • 病院の仕事は腰痛になりやすい?
    看護師の仕事は8割が中腰で行うと言われています。仕事内容としては、患者さんの移動介助、入浴介助、排便介助などがありますが、どれも関節への負担が大きいため腰痛の発症率は高くなります。高齢化社会になり高齢患者さんが増加したことも原因としてあげられます。また、仕事上ストレスも多く、夜勤などの変則勤務によって生活のリズムが不規則になってしまい自律神経のバランスが乱れやすくなり腰痛になってしまう人もいます。
  • まずは腰痛について知ろう!
  • 発症しやすい働き盛りの世代
    腰痛の発症率は30~40歳代が最も高いと言われています。その原因は、働き盛りという事もあり無理をして体への負担が大きいからとされています。働き盛りの人の職場での腰痛原因には、長時間座ったままの同じ姿勢や重い荷物の持ち上げ、力仕事、中腰等があげられます。このような姿勢や作業が長時間続くと、腰回りの筋肉や背骨、椎間板に負担がかかり腰痛を発症してしまうのです。30~40歳で最も多い症例は椎間板ヘルニアです。

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